きっと明日の俺は今日の俺と一緒なんじゃないかな?

 

明日に希望を見出だせないだからってまぁ、特に絶望しても居ない。俺の人生は多分何も生み出せない。

でも、まぁ、それでも生きています。

 

何故だろう?死ぬ度胸は流石に無い。かといって病気にもなりたくもない。事故で怪我を負うのもまっぴらごめんだな。

 

出来れば、寝てる間に穏やかに死んで行きたい。

 

死は、度々恐怖の対象として語られる。知らないからだ。

 

恐怖の元は無知だ。誰だって知らない事は怖い。

 

死は何も解らない。だって、今現在死んだ事が有る人間なんてのは誰も居ないからである。

 

死後には、何があるのか?天国か?地獄か?それとも、何もないのか?

 

何もないのが1番ダメだと思う。現世で、罪を犯した者は地獄に。

 

 

「あぁ〜あの子か?あれは、まぁ、そのなんて言うか…可愛そうな。そう、不運だったて事さ。」

薄暗い店内で一人の女が犯されていた。

誰も助けない。誰も見ない。ただ、一人の女が犯されていた。

理由は、特に無い。そう、本当に運が悪かったのだ。

 

ただ、男が誰かと合体したい時にこの女が歩いていた。

ただ、それだけ。たった、それだけの理由で女は地獄を見ている。

終わるまでの間。ただただ、目の前の男の顔に地獄を見ていた。

 

店内で他に客が居るにも関わらず、誰も彼の凶行を止めないのは、怖いからだ。

もし、この男を止めた事によってターゲットが自分になった時に何をされるか解らない。だから、止めない。止めれない。

 

犯して犯して犯して犯して…男は、飽きたのだろう。ここで初めてこの女の顔を見た。

泣いていたのであろう。涙の線が顔の至る所に出来ていた。

「思ったより可愛くないな」そう言うとどこかに歩き出した。

女は、2時間後。自殺した。

 

出来れば、彼女には死後の世界では幸せになって貰いたい所だが…果たして彼女は天国に行って幸せになれるんだろうか?

 

世はいつだって理不尽で厳しい。

 

果たして…