【夜に】最恐で最凶ホラー小説花嫁の家【見てはいけない】

怖い話は好きですか?それも、恐怖のどん底に叩き落としてくれる様な‥

 

こんばんは、謎かけです。いやはやまさか、2023/01/01にホラー小説のレビューを書くことを思いつくとは…僕自身も思いもしなかったです。笑

 

 

まずは、作品の内容紹介に入る前に、著者『郷内心鐘』とはどういった方なのか?紹介したいと思います。

 

  • 1979年宮城県生まれ
  • 作中と同じく拝み屋を営む
  • 2013年「調伏」「お不動さん」で第5回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞

 

拝み屋』とは?

 

家内安全に交通安全。安産祈願に合格祈願。地鎮祭に屋敷祓い。先祖供養にペット供養。平素、私が手がける仕事の大半は、概ねこのような感じである

『拝み屋郷内 花嫁の家』より

 

この様な事を地元宮城の山奥で営んでおられるようです。

 

あらすじ

拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった、忌まわしき怪異譚をここに開陳。“花嫁が必ず死ぬ"といわれる旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。花嫁が死に至るまでの年月に子を成し、からくも次の代へと血を繋げている。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、いくども不可解な現象に悩まされる――。戦慄の体験談「花嫁の家」と、「母様の家」の連作2篇を収録した怪談実話集。

 

この、お話は2篇の短編からなる小説で、一見この2篇は別々のお話なんですがこれがラストに行くにつれて複数の伏線が一本に繋がっていくのはホラーという事を忘れて美しい伏線に彩られた極上のミステリーを読んでる様でした。

 

内容については、僕の説明なんて聞かずに出来れば貴方自身が読んで欲しいんですが…実は、この小説初版しか売られていません。(初版しか出てない理由も作中で語られています。)

amazon等で紙の媒体で探すとかなりのプレミア価格で売られています。(僕は2021年に4000円でamazonで購入しました。)

なので、Kindle版がおすすめです。ここなら、定価で売られているので安心して購入して下さい。

 

 

読まれる時はお風呂や食事を済ませて部屋を明るくして見て下さい。

人間が怖い。何か訳が分からない、明らかにこの世の者ではない。こういったホラーではありふれた物が、郷内心鐘の手腕によって極上のホラーに仕上がっています。

ですので、この本を読む時は時間がある時にお読み下さい。間違いなく時間を忘れて読んでしまいますので…

 

では、最恐で最凶のホラー体験を…